頭皮血行促進

頭皮の健康は血流から

髪の毛に栄養を送るためには、頭皮の健康が一番大事です。
頭皮を清潔に保つことはもちろんですが、内側からのケアが一番大切なんです。

これはお肌のお手入れも同じですよね。
いくら高い基礎化粧品を使っても、生活習慣が乱れていては(寝不足、暴飲暴食、ストレスなど)お肌は荒れていく一方です。

頭皮も皮膚ですから同じこと。
頭皮の健康を考えるならば、まずは生活習慣を見直して、頭皮の血流を正常に促すことが重要なのです。

頭皮の血行を良くする方法

髪の毛を増やす食品といえば、わかめや海苔などの海藻類ですよね。
ところが、実はこれらには髪の毛を増やす効果は期待できません。
もちろん栄養がある日本古来の素晴らしい食材なので、食べることをおすすめしますが、残念ながら積極的にとったところで、髪の毛には影響がないと思ってください。

それならどんな食材がよいの?

おすすめは、血行促進効果のある、ビタミンEやビタミンPです。

ビタミンE
ビタミンEは、脂溶性ビタミンの一種です。
中でもD-α-トコフェロールがもっとも強い活性を持っていて、主に抗酸化物質として働くと考えられています。
この抗酸化作用が、血行促進につながるのです。

ビタミンEが多く含まれている食品
  • 油脂類(ひまわり油・綿実油・べにばな油・米ぬか油・とうもろこし油 など)
  • ナッツ類(アーモンド・ヘーゼルナッツ・ひまわりの種・落花生 など)
  • 魚の肝系(あんきも・からすみ など)
  • 魚卵類(キャビア・いくら・たらこ など)
  • 野菜類(西洋かぼちゃなど)

ビタミンEは、油との相性がよく、さらに熱や酸に強く壊れにくいので、油を使って調理すれば体への吸収がよくなります。
ここで、ビタミンEが多く含まれているひまわり油・綿実油・べにばな油などを使うとさらに効果がアップ。

ただ注意しないといけないのが、古い油はビタミンEの抗酸化作用を阻害してしまう過酸化脂質が含まれている場合があるので、気をつけましょう。

そして、ビタミンEと一緒にとりたい栄養素は、乳脂質です。
一緒にとることによって、ビタミンEの体内への吸収がよくなります。

ビタミンEがよいからといって過剰に摂取した場合、骨が減ってもろくなる骨粗しょう症になる恐れがあります。
ビタミンCなどの水溶性のものは、取りすぎても排出されるので安心ですが、ビタミンEは脂溶性のため体内に蓄積しやすく注意が必要です。

ビタミンP
ビタミンPは、フラボノイドと呼ばれる有機化合物群で、実はビタミン類ではありません!
フラボノイドの中でも、クエルセチン・ヘスペリジンをビタミンPと呼ぶことが多いです。
つまり世間一般で、ビタミンPといえばヘスペリジンをさす場合が多いんですね。

そう。そのフラボノイドの中でも血行促進に効果があるのがビタミンP。
つまり『ヘスペリジン』なんです。
毛細血管の強化、血流改善に効果があると言われています。

ビタミンP(ヘスペリジン)が多く含まれている食品
  • 柑橘類の皮(みかんの皮など)※特に熟れる前の青いみかん
  • 柑橘類の筋(みかんのスジなど)

ビタミンP(ヘスペリジン)が含まれている食品は種類が少なく、あまり食べるのに向いていない部位ばかりです。
食べるとしても、マーマレードや陳皮(漢方の一種。マンダリンオレンジの皮を干したもの)などで少量しかとることができません。

食べる以外では、日本で昔から行われているように、みかんの皮をお風呂に入れるとよいそうですが、ヘスペリジンは水に溶けにくい性質があります。
ですので、積極的にとるのであればサプリメントなどを利用したほうがよいでしょう。

頭皮が固い原因

頭皮が固いと不健康。つまり髪の毛に悪い!と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
頭皮は血行が悪いと固くなります。
頭皮を柔らかくするために、外側からも血行をよくする方法をを考えていきましょう。

運動不足

特にデスクワークの人に多いようです。
同じ姿勢のまま何時間も座っていると、血行が悪くなります。
姿勢が悪いとさらに血流が悪くなります。
1時間に1回は立ち上がって軽くストレッチをし、日々、適度な運動をするよう心がけましょう。

冷え

冷えると血流が悪くなります。
特に最近では夏の冷え性が問題に。
クーラーで身体が冷えてしまい、さらに頭皮が乾燥してしまいどんどん固くなっていきます。
冷え対策は冬だけでなく夏も要チェックですよ。

乾燥

頭は紫外線を浴びやすいですし、クーラーで乾燥する場合もあります。
さらに気をつけないといけないのは、頭皮が脂っぽい場合でもその原因は『乾燥』の可能性があるのです。
頭皮が乾燥しているので、なんとかしないと!と、皮脂を過剰に出してしまっている状態なんですね。
皮脂が毛穴に詰まると、直接的な抜け毛の原因にもなりますし、その皮脂をなんとかしようと何度もシャンプーをしてしまうと、余計に乾燥を招いてしまい、どんどん皮脂が分泌される…なんてことになりかねません。

紫外線を直接浴びないように、日傘や帽子を利用したり、頭皮の乾燥・皮脂の過剰分泌を防ぐために、頭皮にあったシャンプーで1日1回丁寧にシャンプーしましょう。
2回以上のシャンプーは逆に乾燥を招きます。

発毛のツボで髪の毛が生える

血行促進のために『ツボ』をおす。というのはよく聞く話ですが、薄毛に効くツボもあるのでしょうか?
血流がよくなると頭皮によい。ということからも、育毛効果があると言われているツボがいくつかあります。

ツボを押す場合は力の入れすぎに注意しましょう。
親指の腹を使って「気持ちいいと感じる強さ」で押してください。
痛いと感じるのは押しすぎです。
3秒くらい息を吐きながら押し、息を吸いながらゆっくりと離します。

頭にあるツボ

  • 百会(ひゃくえ) … 抜け毛・肌荒れ・顔のくすみ
  • 角孫(かくそん) … 目の疾患・耳の疾患・歯の疾患・頭痛・抜け毛
  • 玉枕(ぎょくちん) … 肺疾患・鼻疾患・抜け毛

脚・足にあるツボ

  • 陽輔(ようほ) … 下肢外側部の痛み・座骨神経痛・腰痛・偏頭痛・抜け毛
  • ふ陽(ふよう) … 頭痛・腰痛・育毛
  • 湧泉(ゆうせん) … 血行を整える

最初はプロの方にお願いしたほうがよいかもしれません。
ツボの場所も、押す強さもなかなか言葉では説明できないので、一度体験するのが一番だと思います。

頭皮マッサージやり方

肩が凝るのと同じように、頭皮も凝ります。
頭皮が凝ると頭皮が固くなります。
それが薄毛・抜け毛の原因の一つとなるのです。

スムースな発毛を促すために、正しい方法でマッサージを行いましょう。
以前よく見かけた「叩く」という行為は完全に逆効果なのでやめてくださいね。

頭皮マッサージ

両手を使って優しくマッサージします。
そのときに、爪を立てないよう気をつけましょう。
イメージはツボ押しと同じです。
ツボ押しよりも力は弱く、全体的に小さく円を描くようにマッサージしていきます。

マサージの順番は、下から上が基本です。
首筋から頭頂部
こめかみから頭頂部
といったように下からゆっくりマッサージしていきましょう。

マッサージの際にオイルを使うのも効果的です。
特に頭皮が乾燥している場合は、マッサージによる小さな摩擦も大きなダメージになりかねません。
ホホバオイルなどの頭皮に良いとされるオイルを使うことにより、乾燥した頭皮のケアにもなります。

頭皮の健康が毛根の健康につながり、育毛・発毛効果を発揮します。